出雲大社の旅、バタデンに揺られて                                     「サイトの歩き方」も参照してください。

久しぶりに出雲大社を訪れた。「平成の遷宮」を終えて化粧直しを済ませた社は清々しく感じられた。オオクニヌシという大変有名な神様が、出雲風土記には全く登場しないことに加え、出雲や北陸地方には同神を祖先だとする古族が全く見えない点に不審を抱いて、神々の身元調査を始めてから既に十年以上もの歳月が流れた。「パワースポット」などという言葉が未だ無かった頃に育った世代の一人として、これからも気ままな時間旅行は続けたいと思っている。

最近の「名所」らしい。  通称「バタデン」(一畑電車)

駅の構内。  大鳥居。  拝殿

古色蒼然という言葉が、そのまま当てはまっていた本殿だったが、屋根を葺き替え外観も一変していた。そして、全く関係の無い話になりますが、電車というものが、これだけ揺れるものだった事を思い知らされました。幼いころに良く利用していた路面電車の「揺れ」を思わせるもので、懐かしい忘れかけていた感覚が甦ったものです。拝殿の前ではお参りを待つ人垣が途切れることなく続き、本殿の西側に「わざわざ」設けられた特別の拝礼所にも行列が出来ていました。下左にある画像は全国から十月に集まってこられる神様方の泊る十九社で、東西に一つずつ建てられています。

十九社  本殿  新人研修?

素鵞社  西側拝礼所  神楽殿

神社の説明によれば、大社の主であるオオクニヌシは、何故か本殿の正面つまり南の方角ではなく、九十度右に当る「西」の方を向いて鎮座されているそうです。他の神社、神様にも同様の祀り方が在るのかどうかは知りませんが、単純に考えれば「西の方角」がオオクニヌシにとって大切な意味を持っていると言えそうです。出雲の地から見て「西」には九州があり、更に西には半島や大陸が存在しています。『西に注目せよ!』彼は、そう示唆しているのかも知れませんね。(このサイトではオオクニヌシの正体は天孫族の一員である天津彦根命(と息子の天目一箇命)ではないかという仮説を展開しています。他のページにもお立ち寄りください)

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